イギリスが誇る奇才電子音楽家マシュー・ハーバートが、あるものをレコードにして演奏し、話題を集めている。
next edible sound for tonight's show, a record made of brown sugar pic.twitter.com/UmSE6MrwVG
— matthew herbert (@matthewherbert) 2016年3月16日
first in a series of edible sounds. this one a tortilla record. playable on normal hifi. unlikely to be delicious. pic.twitter.com/0O1tnhTEiz
— matthew herbert (@matthewherbert) 2016年2月26日
それはなんと、タマネギやハム、チーズ、トルティーヤなどの食料品である。
「Edible Sound」という実験的プロジェクトは、ロンドンのScience Galleryで開催されているイベントで披露された。
各食料品にはレーザー加工により溝がカッティングされており、きちんと通常通りハイファイで再生できるとのこと。
しかもこのレコードは来場者に配られたようだ。
これまで洗濯機やトースター、歯ブラシといった日常音や、マクドナルドやGAPの商品を破壊した音、豚が生まれてから殺されるまでに発する音など、様々な音をテーマをもって採取してきたマシュー・ハーバート。
今回も食をテーマとしており、実際のDJプレイを鑑賞した多くの観客に驚きと感動を与えたようだ。