はっぴいえんどや村上春樹…台湾の少女が日本の音楽・文学に出会う漫画『緑の歌』がエモい

中2イズムをフォローする

イラストレーターとしても活躍する台湾出身・在住のマンガ家、高妍(ガオイェン)さんが最新作『緑の歌 – 収集群風 -』単行本発売に合わせてTwitterに投稿した本編の一部がエモすぎると、いま日本のサブカルファンの間で話題となっている。

■1話「台湾の少女が、“はっぴいえんど” の『風をあつめて』に出逢った話」

■2話「台湾の少女が、“村上春樹” の『ノルウェイの森』に出逢った話」

漫画では台湾・台北で暮らす少女の緑(リュ)が、日本の音楽や文学などの文化を通じて新しい世界と出逢っていく姿を描いた内容となっている。

そのため、緑が出会う作品も、はっぴいえんど『風をあつめて』や村上春樹『海辺のカフカ』『ノルウェイの森』、岩井俊二『リリイ・シュシュのすべて』、ゆらゆら帝国『バンドをやってる友達』など、日本の音楽・文学好きであれば馴染みの深いものばかり。国は違えど作品に出会うまでの心の機微や背景に思わず共感してしまう読者が多数現れているのだ。

高妍さんは村上春樹のエッセイ『猫を棄てる 父親について語るとき』で装・挿絵を担当したほか、細野晴臣デビュー50周年記念ドキュメンタリー映画『NO SMOKING』台湾版ではイラスト&デザインを担当するなど、日本での活躍も大いに注目され始めている。

『緑の歌 – 収集群風 – 』は上・下巻で完結しているので、この機会に気になった方はぜひ読破してほしい。購入の際には、単行本の帯には村上春樹と松本隆からの推薦文も掲載されているので、ぜひそちらもチェックしてほしい。




中2イズムをフォローする

こちらもオススメ