新潟の集落に、とにかく怪しすぎる宿泊施設がある。
築100年を越えた古民家を改装し“夢を見るための家”として作られた宿泊施設「夢の家」だ。
「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」のために旧ユーゴスラビア出身の作家マリーナ・アブラモヴィッチ氏によって生み出された作品で、2000年に発表され、現在も噂を聞きつけ宿泊者たちが訪れている。
宿泊可能な部屋は、赤・青・緑・紫の部屋の4つ。
まるで棺桶のようなベッドに入り、部屋と同じ色の着ぐるみを着用して眠りにつく。
棺桶ベッド内には見た夢を書くための「夢の本」があり、将来的にはその本を元に「夢の本」を出版するプロジェクトとなっている。
宿泊するには「会話してはいけない」「禁酒・禁煙」「石鹸を使うな」などいろいろなルールがあり、黒電話にも「テレパシー電話」とかかれており使用できない。
夜なかなか寝付けないという人は、ぜひここを訪れてもらいたい。
「やっぱり自分のベッドが一番!」と気づき、ぐっすり眠ることができるようになるかもしれない。
参照元:マリーナ・アブラモヴィッチ「夢の家」 Dream House Art Project
宿泊者Sさんのレポート