いま、ヤフオク!に様々な漫画家の偽サイン色紙を出品していて、そのクオリティがどれも低すぎる人がいると話題になっている。
例の偽サイン色紙、流行を反映しつつさらに下手に。
新たな次元に突入しようとしている…。https://t.co/XdexaFQBEG pic.twitter.com/ucGXhQPLCJ
— 吉永龍樹(ヨシナガタツキ@僕秩) (@dfnt) October 28, 2020
手塚治虫や松本零士、藤子不二雄や石ノ森章太郎、宮崎駿といった大御所から冨樫義博に荒木飛呂彦、最近の作家では『鬼滅の刃』の吾峠呼世晴と総勢8名の超人気漫画家のキャラクター絵ありのサインが高値で出品されているのだ。
ニセサイン色紙の元絵、「松島晃さん=鬼滅アニメの総作画監督です」とリプを頂いた。
確かにサインには松島と書いてある。もはやコピー元が吾峠先生ですらなかったというカオス状態だ…笑 pic.twitter.com/1j4W6bXWp3
— 吉永龍樹(ヨシナガタツキ@僕秩) (@dfnt) October 28, 2020
元絵と比較すると、明らかに絵が下手すぎて別人の描いたものであることが伺える。
しかし、さらに衝撃的なのはこれに入札履歴があることではないだろうか。「この色紙が欲しい人がいる」ということになる。
これには「こんなの騙されるやつがいるのか」「そもそも入札があるのが凄い」「この絵を描いてる人のファンって可能性が出てきた」「普通に落札して取引終了させてる人が多い」「ずっとアカウント削除されないのも謎」「入札がいくつかあるけど全部自作自演なのか」「もはや似せようという気概すら無い」など様々なコメントが寄せられている。
いくら警告してもくり返しあげてくるのは「俺の画力を観てよ」という晒し趣味なのか?こいつのヘタ絵を買いたいマニアでもいるのか? なんにしても違法です。 https://t.co/fDC5OEFswN
— 手塚るみ子 (@musicrobita) October 28, 2020
当然、この行為は問題視されているのだが…それでも繰り返し行われているようで、何かしらの情熱をもって行われ、ファンもいる可能性があるという何とも不可思議な事態となっているようだ。