三浦建太郎さんの人気漫画『ベルセルク』の1年3カ月ぶりとなる新刊、第40巻が発売した。しかし、それを記念した実写版PVに主人公ガッツ役で歌手の松崎しげるさんが出演するという、日本ならではのシュールなPR企画が展開され、世界がざわついているようだ。
ガッツが劇中で“黒い剣士”と呼ばれていることから松崎さんの起用が決まったようで、その勇姿がヤングアニマル公式YouTubeチャンネルで、メイキング、インタビュー動画とともに公開されている。
松崎さんは原作を再現した衣装を身に着け、映像ではドラゴンころしとともに渾身の叫びを放っている。
まさかの実写化が国内外ファンの間で大きな反響を呼んでいるのだが、さすがに松崎さんの存在やキャラクターを知らない海外ファンにとっては起用理由がよく理解できなかったようで、困惑しているファンもいるようだ。
「ベルセルク」がトレンド入りするくらい、反響をいただいている実写版PVですが、海外では困惑している方々がいるようです。
"黒い剣士"ガッツと、"黒い歌手"松崎しげるさんが"黒い"つながりコラボということをお伝えしたいのですが、中の人の英語力では不可能です…。Please,Don't think,feel! pic.twitter.com/e6m4K0n9hG
— ベルセルク公式ツイッター@最新40巻発売中 (@berserk_project) 2018年9月28日
「Please,Don’t think,feel!」と最後は力技な感じで宣伝しているのが、なんともいえずシュールだ。
PR展開ともども今後の『ベルセルク』から目が離せない。