アニメ監督の山本寛(ヤマカン)が仮想通貨「トワイライトコイン」を発表!新作の制作にも導入か

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ヤマカンの愛称で知られ、 『涼宮ハルヒの憂鬱』や『かんなぎ』『フラクタル』をてがけたアニメ監督の山本寛さんが主宰する制作スタジオ・Twilight Studio(トワイライトスタジオ)が、ICOを活用したクリエイター主体の新たなアニメ制作方式の検討を開始した。

ICOとはInitial Coin Offeringの略で、資金調達をおこないたい企業やプロダクトチームなどが「仮想通貨 を発行して資金を調達する」次世代の資金調達方法である。

Twilight Studioでは、アニメ制作に特化した仮想通貨「トワイライトコイン」をファンが購入し、クリエイターに直接出資するという仕組みを考えているようだ。

本プロジェクトの主な目的は以下の3つ。
(1)C2C(Creator to Customer)の実現
(2)クリエイターの労働環境の抜本的改善
(3)日本のアニメーション文化の発展

ICOが活用されることで、これまでの複数の企業が出資する製作委員会方式ではなく個人支援制作方式によるクリエイター主体の資金調達を実現可能となる。クリエイターに直接制作資金を集中できれば、これまでよりハイクオリティな作品を発表することができると同時に、労働環境の改善も実現できるとの見込みだ。

Twilight Studioは新方式にあたって、日本のアニメ制作に特化した仮想通貨・トワイライトコインの導入を検討中。
なお、すでに第1弾作品として劇場アニメーション作品『薄暮(はくぼ)』を制作中だ。クラウドファンディングで2000万円以上の募集に成功している同作は2018年冬に完成予定、。今後、2018年初頭にプロジェクトのホワイトペーパーを開示、春以降はトワイライトコインの販売を実施する予定となっている。

Twilight Studio公式サイト




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