日本放送協会(NHK)で1990年4月13日から1991年4月12日にかけて放送されたTVアニメ『ふしぎの海のナディア』。
ジュール・ヴェルヌ原作『海底2万マイル』をベースにした海洋冒険SFアニメで、『新世紀エヴァンゲリオン』で人気を博した庵野秀明監督、GAINAX製作のテレビアニメとして当時からコアなアニメファンを中心に人気を博していた、アニメ史に残る一作である。
その『ふしぎの海のナディア』に登場し、主人公ナディアが首からかけていた物語の鍵をにぎる宝石「ブルーウォーター」を再現して作ってみた人物が現れ話題となっている。
これ分かる人いるだろうか?
「ふしぎの海のナディア」のブルーウォーター。
エヴァンゲリオンの庵野秀明監督作品。
透明樹脂の削り出しです。
透かすと見える幾何学模様の回路を彫るのに顕微鏡使いました(笑)#ふしぎの海のナディア#ブルーウォーター pic.twitter.com/QZeNUbMq4W— ジョー・カルビ (@bellmaron0408) 2017年11月3日
なんと、素晴らしいことに透かすと見える幾何学模様の回路まで再現させているようなのだ。
ジョー・カルビさんが明かした工程は以下の通り。
動画は流石に無理なので絵を描いて見ました。
流れとか伝わればいいんですが。
絵には書いて無いですが、枠はプラ板かパテで簡単に作れると思ったので書いて無いです。
自分はパテで囲みましたけど。 pic.twitter.com/YzMNjifGY1— ジョー・カルビ (@bellmaron0408) 2017年11月11日
流石のクオリティにナディアを観て胸をときめかせていた当時からのファンたちは、大興奮しているようだ。
素晴らしい!!
リアタイ視聴してました私…某アニ◯イトで購入した物を実はいまだに持っています(笑)が、間に模様入りの板があるので透き通ってないのが当時から残念なのです。透明感素晴らしいです! pic.twitter.com/hbuUgMRItT— すゆら@11/3刀剣茶屋 (@suyura) 2017年11月11日
かつてアニメイトでもレプリカが発売されていたようで、そのときは回路の幾何学模様は板を挟むことで再現していたようだ。今回は彫っているため透き通っており、ジョー・カルビさんのこだわりが感じられるレプリカとなっている。