テキサス州サンアントニオのJalene Salinasちゃんは末期の脳腫瘍患者だ。余命短い彼女の最後の願い事は、大好きなテイラー・スウィフトと一緒に「Shake it off」を踊ることだった。ツイッターのハッシュタグ「#ShakeItOffJalene」でこのことを知ったテイラーが、FaceTimeを使って電話をかけ、20分の通話を通じて彼女を元気づけたと話題になっている。
こちらは地元のテレビ局「KENS-TV. 」で紹介されたときの映像。
テイラーは「お話ができてうれしいわ。”Shake it off”を好きになってくれてありがとう」などと語りかけた。病気のせいであまり話すことはできていないが、最後はしっかりと「バイバイ、ありがとう」と言って電話を切った。
Jaleneちゃんの母は「Jalene’s Journey」という名で立ち上げたFacebookページに、娘の「死ぬまでにしたいことリスト」を公開。次々に願いを叶えてきたが最後の願いが残っていた。だが今回のテイラーの電話によりすべての願いを実現することができたのだ。
Jaleneちゃんを支援する地元サンアントニオのコミュニティの人々がハッシュタグ「#ShakeItOffJalene」でメッセージをテイラー本人まで届け、またスターである彼女が実際に電話をかけた。これら一人一人の小さな行いが繋がったこの奇跡は、きっと幼い彼女の心を元気づけたことだろう。あとは「Shake it off」の楽曲のように病魔も吹き飛ばし、元気に回復することを祈りたい。
Jalene’s Journey/Facebook
Watch Taylor Swift Comfort a 4-Year-Old Fan Fighting Terminal Cancer