ハンガリーでデザインを学ぶZsanett Szirmayさんは、最新のプロジェクト「Soundweaving」で民族刺繍に新たな視点をもたらすことに成功した。伝統的なクロスステッチパターンを、穴あけパンチで紙に再現し、オルゴールにかけることで独特の音色を生み出したのだ。
様々なパターンの組み合わせで、ミニマルな音色が幾重にも重なりあっていく。
馴染みが深い民族刺繍も、音に生まれ変わることで、新しい文化の息吹が吹き込まれていく。日本の着物などに使われる刺繍のパターンは複雑なものが多いが、同じようにメロディに変えてみると、意外な法則が見つかるかもしれない。
Soundweaving