とあるTwitterユーザーが投稿したイラスト「ユーザ目線でない自己陶酔型要件定義」が、情報システム部門で働く多くのSNSユーザーから共感を得ているようだ。その投稿イラストがこちら。
ユーザ目線でない自己陶酔型要件定義 pic.twitter.com/kCoRdOG1Fh
— 麹 (@oryzae1824) July 20, 2021
クライアントとユーザーの視点をベビーベッドを覗く両親と赤ちゃんの関係に置き換えたこのイラスト。両親側のクライアントから見るとベッドに備え付けたベッドメリーはたくさんの動物が吊るされて可愛らしく感じられ、気に入っている様子だ。
しかし、肝心の赤ちゃん側のユーザーからすれば、吊るされた動物たちの姿は尻しか見えておらず、全く楽しめないのだ。
このユーザー側の視点が全く抜け落ちてる自己陶酔型の要件定義を皮肉った投稿に「これは耳が痛い」「大事な話」「すごい納得」「残念ながら良くある」「わかりやすすぎ」「しり好きに育つ」「でも結局お金を出すのは親側」など、様々なコメントが寄せられている。
このイラストを見てハッとした人は、自分が関わる案件が本当にユーザーのためになっているのかそれとも単にクライアントの満足度を高めるためだけに行っているのか、今一度考えなおしたほうが良さそうだ。