とあるTwitterユーザーが星座占いに対するある傾向を発見したという投稿をしたところ、多くの共感を得る事態となっている。それは「特定の年齢層の男性たちが異様に星座占いを毛嫌いする」という傾向だ。
ある集まりで星座トークになったとき、
特定の年齢層の男性メンバーたちが異様に星座占いを毛嫌いしていたのでその理由を聞いてみたところ、
「聖闘士星矢で自分の星座の聖闘士が弱すぎて友人内での立場が低かったから」だとのこと。「射手座はいいよな!」って言われました、射手座はいいそうです。— とり (@ssjm_tori) June 15, 2021
なぜ特定の年齢層の男性は星座占いを毛嫌いするのか…それには『聖闘士星矢』が大きく関わっているようだ。
作品中では、天空に輝く88の星座を守護としてそれを模した聖衣(クロス)と呼ばれる防具を纏う聖闘士(セイント)たちの熱いバトルが描かれている。
特に、黄金聖闘士編(十二宮編)は十二宮を守る黄金聖闘士(ゴールドセイント)たちが主人公の星矢たちの行く手を阻む姿が描かれており、その戦いは作品中でも屈指の人気を誇っている。そして、黄金聖闘士は各12星座がモチーフとなっていることから、当時の読者の多くは自身の星座とキャラクターを重ね合わせていたのだ。
そんななか、自分の星座の聖闘士が弱すぎたり悪役だったりすることで友人内での立場が低くなるという事態が発生し、自身の星座を呪うようになり、星座占いまで毛嫌いしてしまう事態が発生してしまったようなのだ。
これらは一部ネット上では「星座カースト制度」とも呼ばれており、作品中で活躍した双子座や水瓶座、獅子座、また人気の高かった射手座に比べ、目立った活躍のなかった魚座やキャラクターに難のあった蟹座などがランクが低く扱われてしまっているのだ。
https://youtu.be/RdIvqOg78fE
ど真ん中世代といえば30代後半~50代となるだろうが、これらの世代の男性には迂闊に星座の話を持ち込まないほうが古傷をえぐらずに済むかもしれない。