押井守原作・脚本で沖浦啓之監督のもとアニメ化した「ケルベロス・サーガ」の1作となる『人狼 JIN-ROH』が、韓国で実写映画化する。
その予告編が公開され、原作ファンの間で話題となっている。
韓国での実写映画化作品のタイトルは『인랑(人狼)』。
2000年に劇場公開されたアニメ『人狼 JIN-ROH』は、『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』などで知られる映像作家・押井守氏が原作・脚本を手掛け、沖浦啓之氏が監督、アニメーション制作をProduction I.Gが担当。
その韓国実写リメイク版『인랑(人狼)』では舞台を韓国内に設定、南北の政府が統一を宣布した後、反政府テロ団体が登場した混沌の近未来の韓国を舞台として、テロ団体を制圧するために設立された特機隊と国家情報機関公安部の暗闘と、ウルフと呼ばれた人間兵器“人狼”の活躍が描かれる本格派な内容となっている。
監督は『甘い人生』『グッド・バッド・ウィアード』『悪魔を見た』『密偵』などで知られるキム・ジウン。また、日本でも多くのファンを抱える俳優カン・ドンウォンが主演、そのほかハン・ヒョジュ、チョン・ウソン、チェ・ミンホ(SHINee)、ホ・ジュノ(特別出演)といった豪華な面々が共演している。
6月18日には韓国・ソウルで同作の制作報告会が開催され、韓国で2018年7月末に公開予定。
日本でも多くのコアなファンを抱える同作だけに、早期の日本公開が期待される。