どんな自転車も手軽に電動アシスト自転車へと変えてくれる装置が、クラウドファンディングサイトのKickstarterに登場し、話題となっている。
自転車の荷台部分に装着するだけの電動化キット「Alizeti 300C」だ。
「Alizeti 300C」は本体内部にバッテリーを内蔵。その下に設置された500ワットのモーターが自転車のタイヤを回す仕組みとなっている。
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自転車への設置作業はいたって簡単で、通常の自転車用の荷台と同じネジ穴を利用し、ドライバーだけで設置可能だ。
なお、走行スピードで時速20マイル(約32km/h)、巡航距離は40マイル(64km)まで電動アシスト可能となっており、重さも約5kgと軽い。バッテリーは交換式なため、スペアがあればより長距離走行での利用も可能だ。
また、Bluetoothにてスマートフォンと連携することで、走行データの取得や内蔵スピーカーでの音楽再生を楽しむこともできる優れモノとなっている。さらには防犯システムも搭載しているというから驚きだ。
「Alizeti 300C」は現在もKickstarterにて資金募集を続けており、1台749カナダドル(約6万4000円)の出資で入手できる予定だ。しかし、残念ながら製品は2018年6月の出荷予定に対し、配送先はアメリカやカナダ、メキシコに限定されているため、どうしても欲しい方は一度該当する国内での入手が必要となりそうだ。