アメリカのフロリダ州、マイアミ発のハンバーガーレストラン「バーガーキング」が、ある大胆な広告キャンペーンをアメリカ国内で行っており、話題を呼んでいる。
それは…自店舗が火災で燃えている写真を起用したのだ。
この写真は決して合成などではない。実際にオレゴン、ペンシルバニア、イタリアで火災となった店舗の写真を起用しているのだ。
このキャンペーンのキャッチコピーは「Flame Grilled since 1954.」で、バーガーキングは誕生した1954年からずっと、バーガーをがっつりグリルし続けてきた、という意味が込められている。また実際、バーガーキングはほかのどのチェーンよりも、火災が多いようだ。
それにしても、バーガーをグリルする情熱を自店舗の火事で表現するという大胆かつシニカルな発想は、日本では受け入れ難いのではないだろうか。