『ノルウェイの森』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『1Q84』等で知られ、世界的な人気を誇る作家、村上春樹が「SNSを一切見ない理由」を語り、その見解が痛烈すぎて考えさせられるとファンの間で話題となっている。
村上春樹のSNSへの見解。
やぁ、キツイっす。 pic.twitter.com/SI9zJ3U7Cu— 赤野慎吾 (@zpURgBiknqlC0yK) March 2, 2021
村上春樹が語ったのはユニクロによるWebメディア「LifeWear magazine」でのインタビュー。
様々な質問に率直に答えているのだが、「SNSはいっさい見ないそうですが、その理由は?」という質問に対しては「大体において文章があまり上等じゃないですよね。いい文章を読んでいい音楽を聴くってことは、人生にとってものすごく大事なことなんです。だから、逆の言い方をすれば、まずい音楽、まずい文章っていうのは聴かない、読まないに越したことはない。」という、なんとも作家らしい返答をしているのだ。
この見解に早くもSNS上では賛否両論が繰り広げられている状況だ。あくまで村上春樹自身の見解でSNSの存在自体を否定しているものではないと思われるが、彼なりの美学が感じられる答えなのではないだろうか。
そのほかの質問に対する答えが気になる方はぜひ「LifeWear magazine」のページで確認してみてほしい。
また現在、ユニクロのグラフィック T シャツブランド「UT」は村上春樹とのコラボを展開。代表的な6作品と村上春樹がディスクジョッキーを務めるラジオ番組「村上 RADIO」のイメージを落とし込んだデザインのTシャツが発売されている。ファンならずとも気になる方はぜひユニクロでお買い求めいただきたい。