世界で21人しかいないプロのレゴ職人、レゴ®認定プロビルダー(LEGO Certified Professional)の三井淳平(@Jumpei_Mitsui)さんが、葛飾北斎の「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」をレゴで立体化。その写真をTwitterにて公開したところ、圧巻だとフォロワーたちの間で話題だ。その投稿写真がこちら。
富嶽三十六景 神奈川沖浪裏 をレゴで立体化しました。
長年作りたいテーマで頭の中でイメージはできていたのですが、今回ついに具現化することができました。立体なので色んなアングルから楽しめる作品になっています。今日から大阪の阪急三番街・HANKYU BRICK MUSEUMで常設展示しています! pic.twitter.com/fHEXvxfYDT
— 三井淳平 / Jumpei Mitsui (@Jumpei_Mitsui) December 11, 2020
三井さんが長年作りたいと頭の中でイメージしてきたテーマが今回やっと具現化できたようで、立体であるがゆえに浮世絵風景画とは異なり色んなアングルから楽しめる作品となっている。
なお、三井さんが事前に描いたスケッチがこちら。
制作にあたっては一枚だけスケッチ描きました。設計図というよりは全体のバランス確認用。
あと、巨大波に関する論文数本読んで整合性確認したのと、YouTubeで4時間ぶっ通しで波の映像見て観察するなどしました。
子供のとき海の見える家に住んでいたので、本物の波も勿論いっぱい見てます。 pic.twitter.com/VdWGIx0ESk— 三井淳平 / Jumpei Mitsui (@Jumpei_Mitsui) December 11, 2020
また、動画で撮影した投稿もあるので見てほしい。より圧倒的なスケール感を楽しめるはずだ。
レゴで作った「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」を動画で撮ってみました。絵の登場人物の目線で楽しむことができます。 pic.twitter.com/V8TTIJ8l2D
— 三井淳平 / Jumpei Mitsui (@Jumpei_Mitsui) December 12, 2020
メイキング動画も近日YouTubeにて公開予定とのことなので、楽しみだ。
原画見ながら設計図無しで作っている制作者の様子です。
後日、メイキングの様子は動画にしてYouTubeにアップしたいと思います。この機会にチャンネル登録していただけるととっても嬉しいです🙏https://t.co/WlccaBIZag pic.twitter.com/a8jNrz6rwm
— 三井淳平 / Jumpei Mitsui (@Jumpei_Mitsui) December 11, 2020
三井さんはほかにもレゴで様々な作品を作り続け、いまや日本を代表するプロのレゴ職人として活躍中だ。
レゴで阪神競馬場を作りました。
カットモデルになっていて横から断面ものぞき込めるようになっています。躍動感を出すため競走馬も一頭ずつ細かいパーツを組み合わせて作りました。
展示ではほとんど見えない裏側も超作り込んでいます…笑こちらの作品も今日から阪急三番街でご覧いただけます! pic.twitter.com/dX5tSuVSUl
— 三井淳平 / Jumpei Mitsui (@Jumpei_Mitsui) December 11, 2020
このレゴで立体化された「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」は、大阪の阪急三番街・HANKYU BRICK MUSEUMで常設展示されているとのことで、興味がある方はぜひ一度足を運んでほしい。HANKYU BRICK MUSEUMでは、他にも衝撃的なスケールの作品が沢山観られるようだ。