いま、第84回小学館新人コミック大賞の青年部門で佳作を受賞した新人マンガ家の作品が強烈だとネット上で話題となっている。
すごいもんが出てきたな。小学館新人コミック大賞、佳作。 https://t.co/2S2peIYi16 この人は創作が辛いけど創作を自分の意思で止められないタイプの人だと思う。審査員がみんな戸惑っている。多分、業田良家さんが一番この作者の魂を理解しているんじゃないだろうか。 pic.twitter.com/v62xb28ftT
— 中野 (@pisiinu) June 14, 2019
群馬県在住の17歳、浄土るるさんによる作品『鬼』である。
シングルマザーの母親から暴力を受け続ける主人公が、イジメられている転校生に仲良くしようとして…という内容なのだが、なんとも言えないシュールな画風と、強烈で理不尽な話の展開に、読了後心がえぐられてしまった人が続出している状況だ。
画風や内容から賛否両論が起こり、万人受けするマンガでは決してないのかもしれない。しかし、17歳にしてここまでの作品をかける浄土るるさんに期待する人は少なくないだろう。今後の活躍が楽しみだ。