アニメーターの玉川真吾(@ShingoTamagawa)さんによるショートアニメ『PUPARIA』が、幻想的で美しいといまアニメファン達の間で話題騒然だ。その動画がこちら。
キャラの部分は一枚一枚色鉛筆で塗って質感を作っています。
でもそれだけだと手描き感が強くなりすぎてしまうのでデジタル上でいろいろ調整もしています。
あくまでこの肌の質感のキャラクターが、生きて動いている、ということが表現したかったのでそうなっていきました。 pic.twitter.com/gV5nhYm2yZ— 玉川 真吾 (@ShingoTamagawa) November 20, 2020
どこで止めても絵として成立させる、というのが今回の目標の一つでした。
アニメは映像である前に絵だと思っているので、その強さを失いたくないと思って作りました。 pic.twitter.com/DvcLl9m3fU— 玉川 真吾 (@ShingoTamagawa) November 20, 2020
「どこで止めても絵として成立させる」という目標のもと制作され、全編にわたり圧倒的な美しさを実現した本作品。キャラクターは一枚一枚色鉛筆で塗って質感を出したうえで、手描き感を抑えるためにデジタル上で調整も行っているとのこと。
玉川さんはこれまで、NPO法人アニメーター支援機構が開催している「新人アニメーター大賞」で大賞を受賞。
サンライズへ入社後は多くの同社作品に携わってきたようだ。これからの活躍が期待されるアニメーターだ。
なお、本作品は新千歳空港国際アニメーション映画祭の日本コンペディション部門にノミネートされているので、気になった方はぜひそちらもチェックしてほしい。