PC上の文字や記号を使って描く絵のことをアスキーアートと呼び、インターネット上でこれまで様々なものが誕生してきた。
そのアスキーアートを遥かに凌ぐクオリティで、しかも昔ながらのタイプライターを使ってタイピングで絵を完成させている猛者がいる。
イギリス在住の建築学科の大学生James Cookさんは、紙にタイプライターで文字を打ち付けながら、風景や人物を細やかに描いている。
一見すると綺麗な景色や精巧に描かれた人物画なのだが、よく見ると様々な文字や記号を打ち付けることで像が浮かび上がっているのが分かる。
しかも立体感や陰影、赤黒の2色で描くなど何れも衝撃的な出来栄えだ。
James Cookさんは現在、アルバムカバーやブックカバー、ペットのポートレートから結婚記念日のプレゼントまで様々な依頼を受け、このアート作品を完成させているそうで、タイプライターもすでに6ダース分所有しているようだ。
Instagramのアカウントでは様々な作品を閲覧することができるほか、オフィシャルサイトで制作依頼や作品購入の連絡もできるようなので、気になった方はぜひ確認してほしい。
James CookさんInstagramアカウント
James Cookさんオフィシャルサイト