1/1スケールの38(t)軽戦車をDIYで完成させた猛者が、いまミリタリーファンの間で話題だ。
その動画投稿がこちら。
1/1スケール38(t)軽戦車、ついに完成しました!
ガソリンエンジンによって自走可能、砲撃(行進間射撃)も可能です!#戦車 #自作戦車 #DIY pic.twitter.com/jE4Dx5Up8A
— ナローの泉(鉄道) (@hornby32mm) August 8, 2020
完成させたのはナローの泉(@hornby32mm)さん。
なんとガソリンエンジンによって自走可能で、さらには砲撃(行進間射撃)も可能とのこと。
車体外見。この戦車はほとんど木製ですが、塗装すればほとんど気になりません。
全長4.5m/幅2.1m/高2.1m
重量500kgくらい?(測定した事が無いので詳しくは分かりませんが、使った材料から考えても1t以下です) pic.twitter.com/FtnZwFkCuX— ナローの泉(鉄道) (@hornby32mm) August 8, 2020
なお、この戦車はほとんど木製で全長4.5m/幅2.1m/高2.1m、重量はおよそ500kgほどとなっており、耕運機に使う6.3馬力のガソリンエンジンを搭載しているようだ。
動力部分。6.3馬力のガソリンエンジン(耕運機とも言う)からチェーンで起動輪を動かします
この耕運機は改造無し、タイヤの代わりにスプロケットを付けただけなので、普段は畑で土を耕し、戦闘時には戦車の動力に早変わりします。 pic.twitter.com/mjl4EufuAp
— ナローの泉(鉄道) (@hornby32mm) August 8, 2020
砲塔。空気入れで溜めた圧縮空気をバルブを一気に開けて発砲します。動画でも実際に紙砲弾を飛ばしています。
砲塔旋回と砲身仰俯角調整、加えて砲撃の反動で後退する動作も人力です pic.twitter.com/PiFPwC8j5o
— ナローの泉(鉄道) (@hornby32mm) August 8, 2020
履帯は力がかかる部分は鉄、その他は木です。片側94コマ、動画だとたるみ過ぎに見えたので93でも大丈夫かも知れません
またこの履帯で旋回は無理です(地面との摩擦で削れて木屑と化してしまいます)。旋回可能にするには足回りを金属で作る事から始めないといけませんね……。 pic.twitter.com/AZmifGS2BV
— ナローの泉(鉄道) (@hornby32mm) August 8, 2020
いくら木製といっても、ここまで完璧に仕上げてしまうとは、もはやDIYの枠に収まらない大作ではないだろうか。
SNS上でも「すごすぎる」「木製でもこの迫力」「これこそまさに物づくり」など絶賛する声が多数寄せられているほか、「大洗で走ってほしい」など一部『ガールズ&パンツァー』ファンからもコメントが寄せられている状況だ。
何も知らない近所の人が偶然見かけたらびっくりしてしまうかもしれないが、それだけ高いクオリティであることは間違いないだろう。