キャンプ・アウトドア好きなら知っているかもしれないが、災害などが起きて手元に薪がないときに、身近なもので暖を取る簡単な方法を警視庁警備部災害対策課がTwitterで紹介している。
その方法がこちら。
キャンプ好きの方ならご存知かもしれませんが、薪の代替燃料となる紙薪についてご紹介します。作り方は新聞紙等を水でふやかし、形を整えて乾燥させます。普通の新聞紙なら一瞬で燃え尽きてしまうのですが、紙薪なら木のように安定した火力を得ることができます。一度お試しください。 pic.twitter.com/8TzrAJfd0A
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) 2018年4月4日
なんと、新聞紙を濡らすだけで薪の代りになる「紙薪(ペーパーログ)」というものが存在するのだ。
作り方はいたって簡単。新聞紙を水でふやかした後、形を整え通気口を作り、そのまま乾燥させるだけである。
バーベキューなどで新聞紙を着火剤代わりにしたことがある方ならお分かりだろうが、新聞紙は着火が早いぶんすぐに燃え尽きてしまう。しかし「紙薪」であれば安定した火力を手に入れることができるようなのだ。
これであれば軽い上に手を汚しにくく、そのまま燃やすよりはるかに長い時間燃焼時間を保てそうなので、キャンプやアウトドアが好きな方や、バーベキューで薪や炭の手配が難しい状況の方などは、一度試してみてはいかがだろうか。
もちろん災害対策用に、自宅にて自作し保管しておくこともオススメする。