日本では「お客様は神様です」の言葉が間違って浸透し、クレーマーや高圧的な態度をとるモンスター化したお客がたまに見受けられる。
そういったお客への対応はお店側でも苦慮するところだが、イタリアでは一発で解決しそうな面白い試みをしている店(バール)があるようだ。
客に媚びないイタリアのバール
「カフェ一杯」3ユーロ
「カフェ一杯お願いします」2ユーロ
「おはようございます。カフェ一杯入れていただけますか」1ユーロ pic.twitter.com/KfC6KpsS4k
— 大河内愛加@ミラノ (@aikanium) 2018年2月2日
なんと、カフェ(コーヒー)の頼み方で値段が異なる、全く客に媚びない店があるようなのだ。
ぶっきらぼうに「カフェ一杯」と頼む人は3ユーロ、「カフェ一杯お願いします」と最低限の頼み方をする人は2ユーロ、「おはようございます。カフェ一杯入れていただけますか」と丁寧に頼む人は1ユーロまで値が下がるのである。
さすがイタリア、洒落ていると同時にお客の態度をハッキリ認識でき、かつ向上させることができる素敵な発想である。
日本でもお客の態度で値段が変わる…なんて店が沢山現れたら、丁寧な物言いのお客が増えるかもしれない。