現在、世界の情勢が急速に不安定になっていくなかで、各国リーダーの手腕が多々試される局面をむかえている。
しかし必ずしも、リーダーたちが正しい判断を下せるとは限らない。なぜなら、彼らもまた同じ人間だからである。
そのことを裏付けるものとして、世界で覇権を握ってきた各国歴代リーダーたちの未熟な青年時代の写真をご覧いただきたい。
■アンゲラ・メルケル(19歳) 1973年7月に友人とキャンプの食事を作っている姿
■ドナルド・トランプ ニューヨークの軍事アカデミー(NYMA)にて
■リチャード・ニクソン 1930年代のウィッティア大学在籍時アメリカン・フットボールの選手だった姿
■ビル・クリントン(16歳) 1963年7月ケネディ大統領とホワイトハウスで面会時
いかがだろうか。国の頂点に登りつめた者であっても、若かりし頃はまだあどけなさの残る青年や少女だったことが分かる。
どんなに成長したとはいえ、リーダーたちもまた我々と同じように、弱い部分や未熟な部分を持ち合わせているに違いない。
そのことを理解し、誰かに自分の人生や世界の命運を任せきるのではなく、一人ひとりが強い意志をもって社会と関わっていかねばならないのではないだろうか。