日本のトイレならではな光景のひとつに、ペーパーの三角折りがある。次に使う人が気持ちよく使えるよう、前に使った人がトイレットペーパーを折るのだ。
そこに着目したある企業が、自動で三角折りしてくれる装置を開発した。
この「おりふじ」は、使用する際にペーパーを軽く上げると、自動的にペーパーがカットされ、かつ先端が三角に折られて出てくる機能を持つペーパーホルダーだ。
開発したのは長野県にある株式会社世界最速試作センター。一見、ジョークアイテムのようにも見受けられるが、日本の物づくり精神を象徴した“ガチ”の商品である。
動画で見ると、どれくらい“ガチ”かは一目瞭然だ。
これから東京五輪に向け、国外からの旅行者は増していくばかりだ。
そのなかで、この「おりふじ」が普及していき、日本のおもてなし精神をウォシュレットと共にトイレの地平から提供してくれることを期待したい。