『風の谷のナウシカ』実写化!?ブラジル人のファンムービーが衝撃的クオリティ

宮崎駿監督によるSF・ファンタジーアニメ『風の谷のナウシカ』。その実写化をファンムービーとして成し遂げようとしているクリエイターたちがブラジルにいる。

ファンムービー『WIND PRINCESS』のティザー映像がYouTubeに公開され、その圧巻のクオリティが日本に限らず世界中のジブリファンの間で話題だ。役40秒という短い時間のなかで、腐海やメーヴェを操るナウシカ、それを追う王蟲などが素晴らしいクオリティで再現されている。
監督したのは映像作家のクリス・テックス（Chris Tex）さん。このティザーは、クリスさんを中心とした有志のクリエイターによってなんと4年もの歳月をかけて自費製作された。
砂漠ロケやサンパウロのスタジオでの撮影を行ったのち、現在は編集作業中とのこと。この作品はクリスさんのポケットマネーで製作されており、完成後はオンラインで無料公開する予定とのことだ。

クリスさんはこの作品は「宮崎駿さんとスタジオジブリのチームに敬意を評するためだけに製作している」ようで、製作が終了したあかつきには使った衣装や小道具などを東京にある三鷹の森ジブリ美術館に寄贈することが夢と語っている。

本編は「近々公開」とされており公開時期は定かとなっていないが、完成を待ちわびるジブリファンは多いのではないだろうか。